記事は「空をかついで~shon'jir~」へと引き継ぎ、鋼語りはまだまだ続きます。
外伝のその前に。 [雑誌感想]
ガンガン10月号を買って、家に帰るまでの数分間。色んな事が頭の中を駆け巡っていました。
正確には外伝が出ると知ったときからなんですけど。
外伝が描かれること。
そのこと自体は凄くうれしかったし楽しみでワクワクして、きっと荒川先生は期待を裏切らない素敵な話を描いてくれるに違いないと心躍らせていました。
その反面。
がっつりしっかり素敵な話を描かれちゃったら・・・例えばそれが劇場版の元になってしまうような「物語」になっていたら・・・。
そしたら今までの「鋼の錬金術師」は何だったのよ!的な心配をしていました。
外伝で補完しなきゃいけないような話ではないからあのまま終わりでもいいのよ~。でか、むしろそのままでいて!
例えシンの話だったとしても、軍部のその後だったとしても、リゼンブールの話だったとしても・・・・。
作者の描くそういう公式のストーリーには物凄く惹かれるし読みたい欲求もあるんです。
でも物語はあそこで終わったんだから、その後のあれこれ、描かれなかったアレこれは自分で想像して楽しんだっていいじゃない?そういう妄想の余地も欲しいな~。自分だけでなく他の人のそういう妄想も見たいな~。
完結した物語の隙間やその後は読者が埋めていける、そういう余韻がある作品だと思うのです。
これって同人の心理ですかね?(笑)
それらはすべて杞憂に終わりました!荒川先生はやっぱり凄いです。
そうだよね?今までだって長々と物語を補完するような外伝は描かなかったですよ。キャラクターの日常をちょこっと見せてくれるような短い外伝ばかりでした。
ガンガン本誌で大々的にやるからもっと大作(笑)かと想像していたけど、とってもいい感じの小品でした。
という訳で、感想はまた後ほど。
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